「燃え尽き症候群」的な経験をしました(追伸)

3日連続の徹夜仕事、初めての断食で7日連続の断食実行、10時間ぶっ通しでの写真暗室作業、今までこんなことを簡単にやってのけて来たものですから、お前の体験談は参考にならない、と言われても当然かもしれません。

 

しかし、今回の出来事は、私にとってはたいそう苦しかったのも間違いありません。本当に何もやる気が起きませんでした。

 

この状態から立ち直るために、良いと言われている事、効果があると考えられる事は全て試してみました。以下のことです。

・朝日を浴びる。太陽の光を浴びる。

・適度な運動をする(体を動かす)。

・安心できる友人と会って話す。

・笑顔を作る。笑う。

・ファスティング(断食)をする。

・辛くても原因を追究する。

・とにかく行動する。

 

よく、映画やドラマでこんなシーンがあります。生きるか死ぬかの大手術を受けた後のシーンのセリフで、「生きるか死ぬかは、あとは本人に生きたいという強い意志があるかどうかだけです。」

 

精神的な事もこれと同じだと思います。安心して話せる友人たちはすごく助けにはなるけど、立ち直るのは自分でやるしかありませんでした。本人が立ち直ろうとする強い意志があることが一番重要だと思います。

 

そして、原因を追及する作業をしていると、辛いことばかりではなく、誇らしい事実も再確認することができました。私の場合、その一つに、30代で防災調査の会社を設立し、自分の看板で20年以上やってきて、家族を楽しませ、社員さんたちの給料も一度の未払いもなくやってきたのも事実です。そればかりではなく、写真の仕事もして、講演の仕事もして、ファスティング指導者やインストラクターの資格取得、そして今はまた別の勉強も始めています。血の汗を流す程の努力をしないと、簡単には出来ないことです。改めて、自分を誇らしく思いました。

 

それなのに、達人になれてないとか、これで良かったのだろうかなどと、どうしてそう考える必要があったのでしょうか。一つの事を極める達人もいるけれど、いろんな事を同時並行に進めて「人生を楽しむ達人」という達人もいいんじゃないか。そう考え始めると気分がとても明るく、いつもの元気な自分に戻れた気分でした。

 

人間の人生の全ては「気分」次第ではないのでしょうか。やる気や落ち込み、そして人生そのものは、全てが「気分」に左右されているに過ぎないのではないでしょうか。

 

同じ物を食べて「美味しい」って感じる時とそう感じない時、食べ物の味は同じはずなのに、違うのはその時の「気分」だけです。同じ風景を見た時、同じ人と会った時、同じ色を見た時、全てを左右しているのは、その時の自分の「気分」だけです。

 

お役に立てたら幸いです。

 

「燃え尽き症候群」的な経験をしました(1)
「燃え尽き症候群」的な経験をしました(2)
「燃え尽き症候群」的な経験をしました(3)
「燃え尽き症候群」的な経験をしました(4)
「燃え尽き症候群」的な経験をしました(5)

この記事を書いた人

たかまさ

たかまさ

1.全国各地の地理調査と現地写真
2.出張先で見つけた美味しい食べ物や隠れた名店
3.経営者から見た会社経営のいい話しや裏話
4.専門家としての防災の話し
5.家族や友人との楽しい話し

このような話題で、お役に立てれば幸いです。

詳しいプロフィールは、こちらをご覧ください。