壁の向こうにはどんな世界があるのか(この時の経験から学んだこと)

全ての人が「大人」の感覚になれたら

 

私は仕事柄、大学生や大学院生と接する機会がよくあります。その中で、大学院の博士課程まで進んでいる学生を見ていると、幼い「子供」を感じることが度々あります。勿論、立派な「大人」の感覚で研究を続けている人がほとんどで、ごく一部の学生なのだとは思いますが・・・

 

彼らの会話を聞いていると、昨日のテレビゲームの話しであったり、教授のモノマネだったり、もう30歳近い年齢のはずなのに、中学生かと思うような会話をたまに耳にします。大学という安全な、社会の厳しさから隔離された領域で、10年近くも学生という立場で過ごしていると、専門の事は詳しくなっても社会人としての成長が止まってしまうのかもしれません。

 

それとは正反対に、高卒で社会に出てコツコツと真面目に働き、20歳くらいでも自信満々な精悍な顔つきになっている人もいます。それどころか、私が大学生でフラフラ飲み歩いている時、すでに子供がいて立派に子育てをしている同年代の「大人」もいました。そんな人と出会う度に、「俺はこんなことをしていていいのか?」と思ったものです。

 

どちらが良いのかは断言できません。
専門的な勉強を極めてくれる人も必要ですし、少しでも早く社会で活躍してくれる人も必要です。理想をいえば、全ての人が例えば二十歳を越えたら「大人」の感覚になれたら、素晴らしい社会が出来上がるのかもしれません。

 

 

この時の経験から学んだこと

 

・社会人になったら、その一日目から「大人」になること。

 

・どんな状況にあっても必ず一筋の光はある。

 

・一生懸命にやっていると必ず見ていてくれる人がいる。

 

・仕事が上手く行くと仕事以外のことも上手く回り始める。

 

・人生の楽しさは何度も壁を乗り越えて行くことである。

 

・壁の向こうの世界は今の自分が知らない世界である。

 

お役に立てたら幸いです。

壁の向こうにはどんな世界があるのか(その1)
壁の向こうにはどんな世界があるのか(その2)
壁の向こうにはどんな世界があるのか(その3)
壁の向こうにはどんな世界があるのか(その4)

この記事を書いた人

たかまさ

たかまさ

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