壁を乗り越えるとどんな世界があるのか(その2)

「大人」 と 「子供」

友人との飲み会も彼女とのデートもキャンセルして、私の現場仕事が始まりました。休みは2週間に1回、朝は8時に出勤して夜の終業時間はその時にならないと分からない。社会人経験の浅い私にとっては大そう辛い日々の始まりでした。

しかし、冷静になって回りを見ると、皆んな楽しそうに働いています。大学で地すべりが専門だった先輩社会人の方々、現場タタキ上げのオヤジたち、そればかりではなく、私より年下の高卒の人たちまでもが、日々の仕事を楽しんでいるかのようでした。2週間に1回しか休めなくて、毎日何時まで仕事をすればよいのかも分からなくて、何が楽しいのだろう。

しかし、そんな逞しい人たちに囲まれて毎日を過ごしていると、何だか自分が幼稚な子供のように思えてきました。彼らは自分の役割をしっかりこなす立派な「大人」で、私だけが休みや終業時間ばかりを気にしている「子供」のようでした。

 

・・・このままではいけない。

 

つづく

 

この記事を書いた人

たかまさ

たかまさ

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