病は気から

「病は気から」

私が小学生の頃から、父が口癖のように言っていた言葉です。

私は3歳くらいの頃に風邪を煩わせ喘息になりました。その後、小学校3年生くらいからはどうにか普通の体力に戻りましたが、まだまだ回りの子たちと比べると風邪をひきやすい弱い体質でした。

父は、私が少しの風邪で学校を休もうとすると、「病は気から。学校へ行って体育の授業で暴れれば、風邪なんか治ってしまう。行って来い。」というのが口癖でした。

子供なりに結構しんどい体に気合を入れて学校へ行きました。・・・しかし、本当に治ってしまうのです。体育でドッチボールなどをして、勝つことに集中していると、授業が終った頃には咳もしていなければ、風邪をひいていたことさえ忘れているのです。

その日の朝、ここで学校を休んでいたら、おそらく次の日もその次の日も風邪をひいていたのかもしれません。父が、根拠があって言っていたのかどうかは分りません。しかし、私の体がそれを実践してきました。

おかげで、その後の人生は、強く健康です。
そして、今でも実践できているのです。風邪のひき始めに激しい運動をするとほとんどの場合治ってしまいます。ただし、ポイントがあります。それは、体だけでなく「頭」もフル回転にして集中するスポーツが特効薬です。

父が亡くなって十年が経ちます。このブログでも一度くらいは登場してもらってもいいかなと思い、この記事を書きました。写真は64歳くらいの時でしょうか。

 

 

この記事を書いた人

たかまさ

たかまさ

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