かまってあげないと辞めていく

会社経営

人は、教育しすぎると嫌がります。しかし、だからといって放任しても嫌がります。勿論、全員がそうという訳ではないのですが、多くの人は自分から積極的にアプローチしてきません。上司や経営者などのリーダーから、少しだけかまってもらうことを望んでいます。

私も、これまで沢山の失敗を経験しました。その人の成長のためと思い、熱く指導すると嫌がられ、あげく辞めていく人もいました。本人から冷静に理由を聞いてみると、指導してくれるのは有難いのだが、そこまで仕事に熱く頑張りたくないというのが本音でした。

逆に、放任してほしいと言っていたスタッフがいたので、担当の仕事を任せて縛らず自由にやってもらっていたところ、やはり辞めていきました。この人にも本音を聞いてみたところ、もっと一緒に仕事がしたかったと言っていました。人間は、我がままで難しいですね。

小さな会社ですので、出会う人の数も多いとは言えませんが、仕事をするうえでは、人間は大きく二つのタイプに分けることができると思います。一つは経営者などのリーダー、そしてもう一つはリーダーについていく立場を望む人という事が分りました。

経営者はリーダー以外の何ものでもないので、他の人も自分と同じようにリーダーになりたいのだろうと思いがちですが、そんなことはないのです。リーダーの下にいてリーダーについていく立場を望む人が世の中の大多数なのです。経営者は、このことを忘れてはいけません。このことを忘れると、リーダーの指示に従うことを欲している社員と上手く行かなくなります。

この記事を書いた人

たかまさ

たかまさ

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