「消えた天才」というテレビ番組を見た人も多いのではないでしょうか。昨日の日曜日午後7時頃、スポーツジムでトレーニングをした後、リラックスルームにいたら偶然かかっていた番組でした。
ある時すごい活躍をしたのに、その後表舞台に進まなかった人、あるいは一時は表舞台へ進んだにもかかわらず、何らかの事情があって消えてしまった人たちの裏話しです。
ショックでした。
他人事ながら、あまりにも可哀相で見るに耐えられない気持ちでした。当の本人らは、これで良かったと言っているのだが・・・
例えば、野球選手。
松井秀樹と対戦し勝利した天才投手。プロへ進むのが当然と周囲も思っていたところ、「もう少し自分に自信をつけてからプロへ」という判断をしてしまい、社会人野球の道を選択。一方の松井は巨人軍で大活躍し、更にヤンキースへ。
大好きな野球で、ライバルたちがこんなに華やかに活躍しているのに、そして自分はそのライバルを倒すくらいの実力を持っていたのに、会社員になる道を選択してしまった。してしまった、と言ったら失礼なのかもしれませんが、どうしてそのタイミングでそんな選択をしてしまったのかと、魔が差したようにしか映らない。
こういう方々は、知られていないだけで世の中には沢山いるのでしょうね。その人の運命なのでしょうね。他にも、相撲、水泳、スノボなどのケタ外れの実力を持ちながら開花させなかった方々が登場していました。
今回はスポーツ選手だけでしたが、学問、美術、音楽などにもこういう方々が沢山存在しているのでしょう。
人生で大事なのは「タイミング」。
そのタイミングでどういう選択が出来るか。