会社経営シリーズ 「プレゼンは命!」
マンションのリフォームの見積を依頼した業者さんのうち、今日は2社さんがいらしてくれました。そして、それぞれのプレゼンを聞かせて頂きました。
A社
フローリングの素材や壁の材質など細かく解説してくれます。しかし、素人の私には興味のない話しで、どんなに解説してくれても本当に理解することは不可能な部分です。親切心なのでしょうが、順序が違うように思いました。私も「今の段階で、素材の話しまではして下さらなくていいから、まずは大きな話しを聞かせて!」と言っても、なかなかそうなりませんでした。
B社
私の素人考えのリフォーム案をひと通り黙って聞いて、まずはそれで見積をするそうです。その際に、素材の違いなども勘案しつつ、別の逆提案なども検討するそうです。そして、私が仕事を中断してリフォームの打合せの時間を作っている事をたいそう気にしてくれながら、手短に帰られました。
どちらの業者さんも礼儀正しく丁寧で、一人間としては全く問題なく、それどころか紳士で素敵な方々です。違うのは、プレゼンの方法だけです。
取引先を選択する際、プレゼンの上手さはとても重要です。
プレゼンが上手いというのは、流暢にしゃべることではありません。相手の要望や立場を汲み取れるかどうかです。しゃべり方はもどかしくてもいいのです。そのことはほとんど問題ないのです。相手を察する心です。