「プロ」という楽しい緊張感の話。
プロの定義とは、お金を頂いて仕事をする自信があることをいう。仕事をするということは、失敗は許されないということである。これがプロの定義である。
写真撮影のプロなら、撮り直しなどの失敗は許されないし、防災調査のプロなら、期限までにクライアントが満足する報告書を作り上げなくてはなりません。
毎日仕事をしていても、年に数日だけ仕事をしていても、この定義を自信を持って満たすことができるなら、その人はプロである。
写真撮影の仕事は、何度やっても緊張感が走ります。特に、ステージなどの舞台写真の本番の撮影は、一瞬を逃したら過去には戻れませんから。防災調査の仕事も同じで、北海道や九州の現場へ、何度も出張をするわけにはいきません。
だからといって、アマチュアで何かをやりたいと思ったことは一度もありません。写真撮影も防災調査も、「プロ」だから楽しいのです。この緊張感がなかったら、楽しさは半減、いやゼロに近くなってしまうと思います。
もし、今、アマチュアで何かをやっていて、プロになりたいと少しでも思っている人がいたら、今すぐにでもプロになることを強くお勧めします。今までに見たことのなかった世界を見ることができます。そして、その世界は無限に楽しい世界です。