阪神淡路大震災から26年が経ちました。
神戸の街は、震災があったことなど想像もできない程に、華やかさを復活させました。人間の力は素晴らしいと思います。
神戸港には「震災メモリアルパーク」があります。当時の被災状況の一部がそのままの形で残されています。神戸に行ったら、是非、立ち寄って下さい。
さて、ここからは、震災前の話になります。
神戸港がここまで発展を遂げた背景をご存知でしょうか?話は、大正12年までさかのぼります。今から98年前ですね。大正12年といえば「関東大震災」があった年です。当時、横浜港が大変な活気でした。しかし、そんな中、関東大震災が起こり、東京や横浜は大打撃を受けました。
そして、横浜で活躍していた港関係の会社や外国人たちは神戸へ拠点を移し、神戸港の発展のきっかけを作りました。横浜で賑わっていた洋菓子屋なども神戸に移り、今に至るものもあります。
あの、バウムクーヘンで有名な「ユーハイム」もその一つです。こんな風に歴史を見ていくと大変興味深いですね。
これ以上、災害や防災の話をすると止まらなくなってしまいますので、今回はこの辺で。