玄米と白米は何が違うのでしょうか?
ふだん当たり前に食べている「白米」。
「玄米」とは何が違うのでしょうか?どうして白いのでしょうか?いつの時代から食べていたのでしょうか?
玄米には米本来の胚芽と米ぬかがそのまま備わっています。そしてこの部分には貴重なビタミンB群やその他多くの栄養素が沢山含まれています。これをそのまま食べれば、人間にとって良いことばかりの豊富な栄養素が摂取できます。
ところが、米の純度を高め、見た目もきれいにするために「精製」をして白くします。すると同時に、これらのビタミンや多くの栄養素が取り除かれてしまいます。
こんな無駄なことをいつ頃からやっていたのでしょうか?
詳しく調べた訳ではありませんが、江戸時代では、江戸の街でお金儲けに成功した富豪商人たちが好んで食べていたとも言われています。あげく、彼らの中には脚気(ビタミンB1の不足でなる病気)になる人が多くいたとも言われています。
自然のままが最も良いものを、わざわざ手間ひまを掛け、見た目ばかりを良くし、その結果自分の体を害す。人間のやることは、神様から見たら滑稽でしょうね。
このような現象は、食べ物だけではありません。
電子メールを普及させたがために仕事量が倍増し自分らを苦しめてしまっていることも、一見楽そうな座りながらのデスクワークが原因で腰痛になってしまう人が多いことも、数え上げたらきりがありません。
こんなことを知ってしまってから、私は家では玄米食にしました。ちなみに、仕事ではスタンディングデスクを使っています。
お役に立てたら幸いです。