たかまさ コロナ後はインフレかデフレか？
消費の機会が格段に減ったので、コロナ後は消費が加速してインフレになるという予想と、このまま消費を抑える習慣が続きデフレになるという予想もある。どちらでもいいのだけど・・・
人間に欲やズルさがなければ、インフレもデフレもないのではないか？一個100円のパンが飛ぶように売れたら、売る側が150円に値上げしたり、あるいは買う側が、200円出すから自分にだけ売ってくれと言う人が出てくる。売れようが売れまいが、それを作るのに50円の費用とプラス50円の利益が出れば十分なものは100円のまま、売り切れたらまた明日。それでいいじゃないか。
全ての人間が誠実な人ばかりだったら経済や儲けなんて感覚もなくなるはず。経済ばかりでなく、全ての人がワルいことをしなかったら、家に鍵も要らない、セコムも警察も要らない。
それぞれが得意なものを社会に提供し合って、お互いに分かち合って平和に暮らすことが出来る。
それなのに、どうしてズルいことやワルいことをする人が生じるのだろう？と、小学年の頃から真剣に思っていて、今でも真剣に思っている。こんな話を親しい友人にたまにすると「お前ねぇ、人間はそういうもんなんだから、そんなこと考えてもしょうがないだろ、現実的になれよ」って、ありきたりの返事で終わる。でも、やはり「なんでズルい人やワルいことする人が発生するんだろう？それをなくすことはできないのだろうか？」と、研究テーマのように、私は一生思い続けるだろう。自然災害や防災の研究はこの辺にして、こっちの研究に取り組みたいくらいだ。
どんなに貧しくても、どんなに恵まれない環境でも、ワルくならない人もいれば、何不自由なくてもズルい人やワルくなる人もいる。この違いは、いつ、どうして生じるのだろう？ズルやワルとまではいかなくても、自分だけ得しようと考えたり、買い占めたりする人は、いつ、なんでそういう人になったんだろう？こんなことを小学生の頃から、そして今でも真剣に考えている。これが解決できれば、人類のほぼ全ての問題は地球上からなくなるのではなかろうか。それが実現した時、真に高度な文明社会になるのかもしれない。
ブランチで家内が焼いてくれたパンを眺めながら、そんなことを思った。